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キヤノン、フラッグシップ一眼レフ「EOS-1D X Mark III」の開発を発表

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 キヤノンは10月24日、デジタル一眼レフカメラのフラッグシップモデル「EOS-1」シリーズの最新機種となる「EOS-1D X Mark III」を開発中であると発表した。

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 10月26日まで、ニューヨークで開催される北米最大の写真イベント「PHOTOPLUS」の同社において、開発中の「EOS-1D X Mark III」を参考出品する。

 同製品は、今年で30周年を迎えるフラッグシップモデル「EOS-1」シリーズの最新機種。従来機種「EOS-1D X Mark II」(2016年4月発売)より、さらなる高画質と高速連写、快適な操作性を目指しているという。

 独自開発中のCMOSセンサーと映像エンジンを搭載することにより、従来機種を上回る高感度での静止画撮影が可能。HEIFファイルへの10bitの静止画記録に加え、動画撮影では、4K/60p/YCbCr 4:2:2/10bit/Canon Logでの内部記録とRAWデータでの動画内部記録が可能。

 光学ファインダー撮影においては、最高約16コマ/秒(AF・AE追従)。ライブビュー撮影においては、最高約20コマ/秒(AF・AE追従)の従来機種を上回る連続撮影速度を実現した。さらに、ライブビュー撮影では、メカシャッターと電子シャッターの両方で撮影が可能となっている。

 RAW撮影では、従来機種と比べて、5倍以上の連続撮影可能枚数(連写時)を実現した。

 AFセンサーから得られる高解像な信号を解析することにより、光学ファインダー撮影時に高い合焦精度を実現した新しいタイプのAFセンサーを開発。従来機種に比べて、中央画素部分の画素数は約28倍だという。

 さらに光学ファインダー、ライブビューのいずれの撮影時においてもAFの輝度範囲が拡大したほか、ディープラーニング技術を用いて追尾性能を高め、AFの安定性も向上した新しいAFアルゴリズムを搭載している。

 ライブビュー撮影においては、撮像面の約100%(縦)×約90%(横)の測距エリアでAFでき、自動選択時最大525分割の測距点でAFが可能となっている。

 カードスロット(2基)は、CFast2.0からCFexpressに変更。AFスタートボタン内部に新たなデバイスを導入し、ボタンから指を離さずにすばやくAF測距点位置を設定することが可能。

 電源には「バッテリーパックLP-E19」を使用。新設計の電力消費マネジメントにより、従来機種よりも撮影可能枚数が増加しているという。

 このほか、開発中のワイヤレスファイルトランスミッター「WFT-E9」を利用することで、従来機種の「WFT-E8」(2016年4月発売)より2倍以上の無線通信速度で画像データの転送が可能。

 また、スマートフォンなどの携帯端末へのWi-Fi/Bluetoothによる接続に対応し、撮影地点の位置情報を自動的に記録するGPS機能も搭載した。

 有線LAN機能においては、従来機種より2倍以上の通信速度で画像データの転送が行え、ネットワーク接続に関するユーザーインターフェースを従来機種から改善。開発中の「リモートコントロールパンチルトシステム」に対応し、遠隔操作を実現したという。

 同社は、フラッグシップモデルとして初のデジタル一眼レフカメラとなる「EOS-1D」を2001年に発売している。それ以降、高画質および、高速連写ともに同社の最高レベルを兼ね備えたデジタル一眼レフカメラとして、報道・スポーツ・コマーシャル・ネイチャーフォトを中心に、幅広い分野においてプロの現場で使用されている。

 また、「トップクラスの選手による激戦の決定的な瞬間や感動の瞬間は、未来へと残すべき瞬間」という考えのもと、約半世紀にわたり、さまざまなスポーツ大会の舞台裏で、カメラのサービスセンターを会場に設置し、報道現場を支え続けている。

 それらの現場で得られたプロの声を製品開発にフィードバックし、より信頼性の高いカメラを提供。さらには、EOS-1シリーズの技術や機能をエントリークラスまで展開させることで、多くのニーズに応え続けてきた。

 同社では、光学技術を核に多様なイメージング技術に磨きをかけ、魅力的で信頼性の高いカメラやレンズづくりに挑戦し続けることで、写真・映像文化の発展に貢献するとしている。

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