キヤノンは8月29日、家庭用インクジェットプリンター「PIXUS」シリーズの新製品5機種(XK60、TS8330、TS7330、TS6330、TS5330)と特大容量タンク「GIGA TANK」を搭載した2機種(G7030、GM4030)の計7機種を発表した。PIXUSシリーズは9月5日、G7030とGM4030は11月上旬に発売する。
XK60は、高画質・低ランニングコストを両立したプレミアムシリーズ「PIXUS XK」の最新モデル。プレミアム6色ハイブリッドインクを採用したA4複合機となっている。
新機能として、用紙サイズを自動検知して紙種を自動選択する「自動紙幅検知」や「スマホ自動写真補正」を搭載。Wi-Fi機能は「IEEE802.11n/g/b」だけでなく「IEEE802.11a(5GHz)」にも対応した。キヤノンオンラインショップ価格は4万980円(税別)。
TS8330は、6色独立インクを採用した「TS8230」の後継機。XK60と同じく、自動紙幅検知機能を備え、Wi-Fi機能は「IEEE802.11n/g/b」と「IEEE802.11a(5GHz)」に対応している。カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、レッドの3色。キヤノンオンラインショップ価格は3万1980円(税別)。
TS7330は、スマートフォンでの操作を前提としたユーザー向けにデザインされているのが特徴。QRコードボタンを搭載し、WEBマニュアルなどの必要な情報は、スマートフォンを使ってすぐに確認可能。さらに、搭載したLEDライトの光り方で、プリンタの状態を直観的に把握できるようになっている。
5色独立インクタンクを備え、液晶パネルは1.44型モノクロ有機EL。自動紙幅検知機能を搭載している。カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ネイビーの3色。キヤノンオンラインショップ価格は2万3980円(税別)。
TS6330は、5色独立インクを搭載したスタンダードモデル。他モデルとは異なり、自動紙幅検知機能は搭載していない。カラーバリエーションは、ブラックとホワイトの2色。キヤノンオンラインショップ価格は1万6980円(税別)。
TS5330は、FINEカートリッジを採用した4色モデル。TS7330と同様にスマートフォン向けにデザインされている。
液晶パネルは1.44型モノクロ有機EL。自動紙幅検知機能を搭載している。カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ピンクの3色。キヤノンオンラインショップ価格は1万2980円(税別)。
新しいPIXUSシリーズは、スマホで簡単にプリントやコピーの操作ができる無料アプリ「Canon PRINT Inkjet / SELPHY」を利用して、最短2ステップでプリンターの登録が完了。
LINEと連携したプリントサービス「PIXUSトークプリント」は、新たに「Messenger」と連携したほか、新たにPDFやWordなど対応フォーマットが拡充され、両面や2 in 1などの細かな印刷設定も可能となった(12月対応予定)。
さらに、スマートスピーカーとの連携がさらに強化され、声だけでプリントできるコンテンツが大幅に増加している。また、アイロンプリントシート(11月発売予定)に対応した。
特大容量タンク「GIGA TANK」を搭載した「G」シリーズの新製品「G7030」と「GM4030」は、どちらもADFを搭載し、大量印刷に対応したのが特徴。
G7030ではFAXも搭載し、よりビジネスパーソン向けの製品となっている。
なお、「G」シリーズでは、インクボトル各色1本でブラック約6000枚、カラー約7,700枚の出力が可能となっている。
G7030は、4色インクの複合機。FAXも搭載し、よりビジネスパーソン向けの製品となっている。キヤノンオンラインショップ価格は4万4980円(税別)。
GM4030は、モノクロ印刷に特化したモノクロインク専用モデル。対応するカートリッジを利用することでカラー印刷にも対応する。対応OSはWindowsのみ。キヤノンオンラインショップ価格は2万9980円(税別)。
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