朝日インタラクティブは10月30日、フードテックをテーマにしたセミナーイベント「CNET Japan FoodTech Festival 2019 “食”の新世界に挑戦するイノベーターたち」を開催する。受講料は無料で、事前登録制。ウェブサイトから申し込める。
インターネットや最新テクノロジーを活用して、さまざまな課題を克服し、“食”の新しい世界を生み出すことで、食に関わるすべての人の幸福を願うイノベーターたちが集結。何を目指し、どんな挑戦をしているかを語る。
キーノートスピーチは、ニチレイとリデン。ニチレイ 経営企画部 事業開発グループの関屋英理子氏。創立昭和20年、日本の食生活を良くしたいという高い志を胸に歩んできたニチレイの新しい挑戦、知識と経験を持つ企業ならではの新しい顧客価値創造の取り組みを紹介する。
リデン 代表取締役の上原郁磨氏も登壇。右脳と左脳を使い倒し、新しい価値を創造した手法や発想をベースに、農業市場を再定義した「共創型プラットフォーム事業アグミル」と食品メーカーと食品開発未経験メンバーとで「多様性を活かした商品開発の手法」を事例とともに紹介する。
さらには農林水産省 大臣官房政策課 首席生産専門官の石田大喜氏が農業現場からの先端技術への期待について話すほか、2018年にSXSWで「寿司を転送する3Dプリンター」を展示し話題となった、電通のアートディレクターである榊良祐氏が取り組んでいる未来のフードテック産業の共創、その最前線を紹介。
このほかにもクックパッドが「料理xテクノロジー」をテーマに講演。KDDIが「IoT・AIが拓く農業、漁業のスマート化」、スペックホルダーが食の領域で起こっている「今」を語る。
パネルディスカッションも3セッション用意している。テクノロジーで変革する「飲食業」の新常識をテーマにカチリ、QBIT Robotics、ワンオータスらが登壇するほか、作り手と消費者をつなぐ“産直“は食の流通を変えるのかをテーマに産直サービスを展開するukka、ビビッドガーデンの代表が集結。革新へ向かう“食肉ビジネス”の新しい世界について、日清ホールディングス、ニチレイ、Meattechらが議論する。
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