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星空まで撮影できる「Pixel 4」発表--ジェスチャーで触れずに操作可能、799ドルから

山川晶之 (編集部)2019年10月16日 01時06分
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 Googleは10月15日、米ニューヨークで開催した自社イベント「Made by Google '19」にて、新型スマートフォン「Pixel 4」「Pixel 4 XL」を発表した。価格は、Pixel 4が799ドル(約8万7000円)、Pixel 4 XLが899ドル(約9万7800円)。米国では、10月24日より出荷を開始するという。なお、同イベントではChrome OSノートブック「Pixelbook Go」や完全ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」もあわせて発表された。

 また、グーグルジャパンでもPixel 4シリーズを発表。価格は、4が税込8万9980円、4 XLが税込11万6600円。発売日は米国と同じ24日だ。

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3色のカラーを揃える「Pixel 4」

 これは、同社のスマートフォン「Pixel 3」「Pixel 3 XL」の後継モデルとなり、Pixel 4はフルHD+の5.7インチ、Pixel 4 XLはQHD+の6.3インチOLEDディスプレイ(どちらも19:9)を採用。HDR表示のほか、よりスムーズな表示を実現する90Hzのリフレッシュレートに対応する。

 ディスプレイ上部には、レーダーセンサーを使ったジェスター技術「Soli」をベースとした小型モジュールを内蔵。スマートフォン史上最速を謳う顔認証機能を搭載したほか、端末に触れずにジェスチャー操作できる「Motion Sense」を搭載した。例えば、かかってきた電話に対し、手をかざすだけでキャンセルすることも可能だ。

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机の上に置いてあるPixel 4をジェスチャーで操作できる「Motion Sense」
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Googleの先端研究プロジェクトからスタートした、レーダーを使ったジェスチャー追随技術「Soli」。非常に大型だったセンサーは、Pixel 4のディスプレイ上部に搭載できるほど小型化された

 Android 10を搭載するPixel 4はGoogle Assistantとより深く統合。音声処理をサーバーと内部処理(スタンドアローン)で使い分けており、端末単体で動作する場合は高速で応答することができる。ウェイクワード以外に、本体の両サイドを握ることでGoogle Assistantを起動できる「Active Edge」にも対応する。また、音声認識技術をボイスレコーダーに応用。記録時に自動的に文字起こししてくれるようになったほか、そのテキストデータをもとにボイスファイルの検索にも対応した。

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ボイスレコーダーでの録音時に、自動で文字起こししてくれるようになった

 さらに、データ管理も刷新。Googleアカウントでデータの保存期間を任意で設定できるようになり、Google Assistantで使用した音声データも削除可能。セキュリティモジュール「Titan M」を搭載し、パスワード、OSデータ、顔認証用のデータを保護。スマートフォンで最も高いセキュリティを誇るとアピールした。

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プライバシーに配慮し、端末内でのAI処理を進化。Google Assistantなどで使用したデータは端末内で処理され、一定期間後に削除することもできる

 仕様は共通で、QualcommのハイエンドSoCであるSnapdragon 855を搭載。6GBのRAM(Pixel 3/3 XLでは4GB)、64/128GBの内蔵ストレージ、「Pixel Neural Core」を搭載する。バッテリーは、Pixel 4が2800mAh、Pixel 4 XLが3700mAh。USB-PD 2.0により18Wでの高速充電に対応するほか、ワイヤレスチャージをサポート。

 さらに、Google純正デバイスのメリットでもある、OSとセキュリティアップデートが最低3年間保証される。カラーは、ジャストブラック、クリアリーホワイト、オーソーオレンジの3種類。重さは、Pixel 4が162g、Pixel 4 XLが193gだ。

星まで撮れるようになったカメラ機能

 Pixelシリーズ最大の特徴であるカメラ機能も刷新。1200万画素の広角カメラ(F1.7)は、デュアルピクセル位相差AFに対応したCMOSセンサー(ピクセルピッチは1.4μm)を搭載。さらに今回、1600万画素の2倍ズーム望遠カメラ(F2.4)を追加。両カメラとも、光学式+電子式の手ブレ補正を搭載する。2倍ズームと聞くと、昨今のスマートフォンでは特段珍しくないが、マシンラーニングを活用し、解像感を残した超解像ズームが利用可能。800万画素のインカメラも備える。

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Pixel 4/4 XLでは、広角レンズと望遠レンズのデュアルカメラ構成に
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広角レンズで撮影するとこの画角の写真でも…
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超高解像ズームを使うと、解像感を保ったまま2倍を超えるズームが利用可能となる(左は通常の切り抜き、右は超解像ズームだ)

 Googleのソフトウェア技術を生かした写真機能も大幅にアップデートされた。9枚の写真を合成して白飛びや黒つぶれを抑制する「HDR+」や、ライビュー状態でもHDRを適用できる「Live HDR+」、HDRでも露出のトーンをより細かく調整できる「Dual Exposure Controls」、マシンラーニングベースのオートホワイトバランスを搭載。デュアルカメラになったことで両カメラの視差から被写体の距離を正確に計測できるようになり、より高精度なポートレートモードを実現した。

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Pixel 3で好評だった撮影機能は大幅アップデート

 さらに、Pixel 3で話題となった、暗いシーンでも明るく撮影できる「Night Sight」も進化。夜景だけでなく、4分までの長時間露光により星空まで撮影できるようになった。もちろん、本体を固定する必要はあるが、三脚レベルの物を使う必要はないという。また、星空を長時間露光で撮影する場合、星が動いてしまうため通常のカメラであれば線状に写ってしまうが、Pixel 4ではきちんと点として写すことができる。

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夜景撮影モード「Night Sight」は星空まで撮影可能に

 撮影した画像や動画はGoogleフォトに無制限でアップロード可能。カメラ機能のアップデートも可能で、現状では月と月の光が反射した海面という、露出差が激しい夜のシーンを撮影することは難しいものの、ソフトウェアアップデートなどで今後改善するとしている。

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