ヤマハは、小・中規模の会議室からオープンスペースまで、オフィスのさまざまなシチュエーションに対応するユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン「YVC-330」を11月下旬に発売すると、10月7日付で発表した。価格は6万円(税別)。
YVC-330には、新たな音声信号処理技術「SoundCap」を搭載。本体に内蔵された複数のマイクを用いて、音の発生源と本機の距離を高い精度で推定し、本体近くの発話者の声を収音する「収音範囲制限機能」や、発話者の発言状態を認識し、自動でマイクミュート・ミュート解除を行う「マイク自動ミュート」、周囲の騒音の大きさに合わせてスピーカー音量を常に適切なボリュームに調整する「スピーカー音量自動調整」といった3つの機能を複合的に組み合わせ、オフィスにおける周囲の環境音により会話の妨げになるようなオープンスペースでも、雑音を抑制することで発話者の声を明瞭に相手側に届けることが可能。快適な遠隔会議を実現するという。
PCなどとの接続に専用ドライバーは不要で、USBやBluetoothを通じて接続が可能。話者追尾機能で高音質な収音を実現するほか、USBバスパワーでクラス最大音量 (瞬間最大91dB)などにより、6名程度の中規模会議で快適に使用できるという。オプションの連結ケーブルを活用し、2台を連結接続することで10名規模の遠隔会議にも対応可能としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」