シャープは10月3日、8K液晶テレビ「AQUOS 8K」に新開発の画像処理エンジン「Medalist Z1」を搭載した「BW1」シリーズを発表した。11月9日に発売する。
BW1シリーズは70V型の「8T-C70BW1」(想定税別価格:50万円前後)と60V型の「8T-C60BW1」(同:35万円前後)の2サイズをラインアップ。シャープでは2018年11月に「AQUOS 8K AX1」シリーズを発売しており、BW1シリーズの登場により、8Kテレビは計5モデルになった。
画像処理エンジンMedalist Z1は、従来の画像処理エンジンの構成を引き継ぎながら機能を強化。地上デジタル放送のほか、ネット動画やBDソフトなどの映像を、超解像技術で8K情報量へとアップコンバートし、実物感ある高画質を再現する。
液晶パネルには、高い透過率を持つUV2A液晶を採用。エリアごとに輝度を調整する高輝度LEDバックライトシステムと組み合わせることで、明暗の表現力が増し、明るい映像表現を実現している。
映像を8K情報量にアップコンバートすることに加え、倍速技術で被写体の動きを予測して中間映像を補間することで、スポーツ観戦をよりリアルに楽しめる「8Kスポーツビュー」映像モードを新搭載。選手の姿や芝生などを明るく色鮮やかに表示する。
本体にはBS4K、110度CS4Kチューナーを2つ、地上、BS、110度CSデジタルチューナーを3つ搭載。4K放送の視聴中に別の4K放送と地上、BS、110度CS放送の2番組を同時に裏録画ができる。
低反射の「N-Blackパネル」の採用やAIが視聴傾向を学習しておすすめ番組などを知らせる「COCORO VISION」など、現行モデルの機能はそのまま踏襲。HDMI端子は5系統を備える。
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