Amazon.comは、「Alexa」に対する音声コマンドでLEGOの教育用プログラミングロボット「LEGO MINDSTORMS」を動かすプログラムの開発コンテスト「LEGO MINDSTORMS Voice Challenge: Powered by Alexa」を開催すると発表した。参加申し込みおよび作品エントリーの受付は、すでに開始している。
LEGO MINDSTORMSは、2013年発売の「LEGO MINDSTORMS EV3」を中心とするシリーズで、LEGOブロックと組み合わせて動くカメ型ロボット「LEGO LOGO」の後継といった位置付けの製品。各種センサーの入力を受けてモーターなどを制御するコントローラーをベースに、LEGOブロックを組み合わせ、PCで作ったプログラムを読み込ませることで、さまざまな機能を持ったロボットが開発できる。
「Amazon Echo」などのAlexa対応デバイスとLEGO MINDSTORMSとの接続には、「Alexa Gadgets Toolkit」を使う。これにより、スマートスピーカーに対する音声コマンドをLEGO MINDSTORMSへ送れる。
参加者は、開発したプログラムのコードと、製作物を解説したデモンストレーション用ビデオを提出する。コンテスト運営者は、LEGOブロックの使い方、音声コマンドの動作、開発プロセスなどを評価し、優秀な作品を選ぶ。
最優秀賞(Grand Prize)に選ばれるのは1作品で、2万ドル(約215万8400円)相当の「Amazonギフト券」と700ドル(約7万5523円)相当の賞品「42099 LEGO TECHNIC 4x4 X-treme Off-Roader」「42100 LEGO TECHNIC Liebherr R 9800 Excavator」が授与され、デンマークのLEGO本社に招待される。そして、作品はコペンハーゲンで開催される年次イベント「LEGO World」で披露される予定。
最終選考に残った(Finalists)5作品には、それぞれ1万ドル(約107万8900円)相当のAmazonギフト券と、Grand Prizeと同じ賞品が授与される。また、13歳から17歳の参加者が提出した優秀な1作品には、特別賞(Bonus Prize)として5000ドル(約53万9450円)相当のAmazonギフト券と、同じ賞品が授与される。さらに、先着100作品(First 100 Submissions)に、それぞれ150ドル(約1万6184円)相当のAmazonギフト券が授与される。
作品提出の締め切り日時は、太平洋標準時(PST)2019年12月31日11時59分(日本時間2020年1月1日16時59分)。選考結果は2020年1月17日に発表する。
コンテストの紹介ビデオ(出典:Amazon.com/YouTube)
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