「Amazon Sidewalk」発表--デバイスの制御範囲を広げる低帯域幅ネットワーク

Alison DeNisco Rayome (CNET News) 翻訳校正: 桑井章裕 長谷睦 (ガリレオ)2019年09月26日 12時02分

 Amazonは米国時間9月25日、「Alexa」関連製品の発表イベントで、新しい低帯域幅ネットワーク「Amazon Sidewalk」のコンセプトを発表した。BluetoothやWi-Fiに現時点で許されている範囲を超えて、デバイスを制御できるようにするものだ。

Amazon Sidewalk
提供:James Martin/CNET

 Amazonのデバイスおよびサービス担当バイスプレジデントDave Limp氏はイベントで、Amazon Sidewalkは900MHz帯の電波スペクトル(通常はアマチュア無線で使用される)を使用して、スマートホームデバイスを制御できる距離をさらに広げるものだと説明した。操作できる距離が広がったことで、この技術はスマートガーデン、外灯、郵便受けのセンサーなどさまざまなものに応用できる可能性がある。

 Amazon Sidewalkのサービス開始日は明らかにされていない。

 Amazonはまた、飼い犬の行動を追跡できる「Ring Fetch」を発表した。2020年の発売を目指している。愛犬が迷子になっても、居場所を見つけるためにAmazon Sidewalkのネットワークを利用できるようになるという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]