Googleは米国時間9月23日、「Google Play」ストアの350以上のゲームやアプリが使い放題になる月額制サブスクリプションサービス「Play Pass」を今週米国で提供開始すると発表した。他の国でも近いうちに提供するという。同社は新しい料金モデルを実験しているところだ。
月額4.99ドル(約540円)の同サービスには、「Monument Valley」「Risk」「Star Wars: Knights of the Old Republic」など、350を超えるアプリやゲームが含まれる。しかしGoogleは、同サービスの範囲をさらに拡大したいと述べていたとおり、健康、フィットネス、写真など他の種類のアプリもこれに含めた。写真加工、天気、カメラのアプリも含まれている。
「ゲームは非常に重要だ。しかし、われわれはそれを超えていく」と、Googleのグループ製品マネージャーを務めるAustin Shoemaker氏は先週のインタビューで述べた。「筋金入りのゲーム好きだけにアピールするサービスではない」という。
Play Passは「Apple Arcade」に似ている。Apple ArcadeはAppleが先週リリースしたサービスで、こちらも月額4.99ドル。しかしゲームだけに特化しており、タイトル数は約100本だ。Apple Arcadeとの違いについて尋ねられたShoemaker氏は、競合するサービスを名指しすることはなかったが、Play Passは「はるかに広範囲」だと同社は考えていると述べた。
Play Passでは、広告、アプリ内課金、ペイウォールも取り払われている。Googleは現在、10日間の無料試用期間に加えて、最初の1年間は月額1.99ドル(約214円)で利用できるプロモーションを展開している。また、最大5人の家族とサブスクリプションを共有することが可能だ。
Play Passを利用するには、「Google Play」アプリのチケットのロゴが付いた新しいタブを選択する。そのページには、同サービス用にキュレーションされた、注目のアプリやおすすめ情報が表示される。サブスクリプション収入はアプリ開発者らと分配するというが、詳しい分配方法については明らかにしなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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