Facebookの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏が、再びワシントンDCに出向くようだ。Facebookは米国時間9月18日、同氏が今週中に政策担当者らに会い、今後のインターネット規制について議論することを明らかにした。
Facebookの広報担当者によると、公開イベントは予定されていないという。この担当者はZuckerberg氏がDonald Trump大統領と会うのかどうかといった質問には答えず、今回の訪問についてこれ以上の詳細は明らかにしなかった。
この訪問についていち早く報じていたAxiosなどによると、Zuckerberg氏がワシントンDCを訪れるのは、連邦議会で証言を行った2018年4月以来だという。英国の政治コンサルティング会社Cambridge AnalyticaがFacebookユーザー最大8700万人のデータを許可を得ずに入手していたという、プライバシーに関する一大スキャンダルを受けての訪問だった。
Zuckerberg氏は3月、The Washington Postに掲載された論説記事の中で、政府や規制当局に対し、悪影響を及ぼすコンテンツ、選挙の完全性、プライバシー、データポータビリティといった課題について「より積極的な役割」を担うよう求めていた。
さらなるプライバシーに関するスキャンダルが浮上している中、Facebookは偽情報やヘイトスピーチなどの攻撃的なコンテンツに対策を打とうとしているが、政府との緊張は高まるばかりだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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