FANTAS technologyは9月17日、AIを使った投資用不動産の価値・見える化サービス「FANTAS check(ファンタスチェック)」をリニューアルしたと発表した。プロのノウハウを学習させ不動産の売却査定精度を向上している。
ファンタスチェックは、これまで投資用不動産の売却査定額をAIで算出していたが、一部の査定額が、売却できる額と異なるという声があったという。今回、約11万戸の投資用不動産の販売・買取のビックデータに、目的変数である賃料に寄与する説明変数(地域性、シーズナリティ、マンションシリーズなど、賃貸営業と管理で得られるプロのノウハウ)を割り出し、AIに学習させ、査定精度を向上したという。
今後は毎月約1000件の査定データを教師データとしてAIに継続学習させることで、恒常的に査定算出の精度向上を目指すとしている。これにより、査定したタイミングでのリアルタイムな資産価値がスピーディーに見える化することが可能になるという。
あわせて、ファンタスチェックの会員登録前でも投資用不動産の賃料検索ができる新機能を追加。UI、UXにおいても、8割以上が40〜60代という利用者層を受け、インターネット操作に不慣れな人でも使いやすい形に変更したとしている。
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