Disneyの最高経営責任者(CEO)を務めるBob Iger氏がAppleの取締役を辞任した。背景に、競合する新しい動画配信サービスをDisneyとAppleの両社が準備していることがある。
Appleが米証券取引委員会(SEC)に提出した9月13日付けの文書には、8名体制の取締役会からIger氏が9月10日に辞任したと記されている。同社は声明で、Iger氏は「模範的な取締役」だったと称賛し、「献身的で先見の明あるCEO」だとした。
「何よりもまず、Bobはわれわれの友人だ」とAppleは述べ、「彼は誠意をもって指導し、その時間と忠告を常に惜しみなく注いでくれた。取締役としての彼の貢献を失うのはとても残念だが、彼の決断を尊重し、BobとDisneyの両方との関係が今後も末永く続くことを心から期待している」とした。
Disneyにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
Appleの動画配信サービス「Apple TV+」は11月1日、Disneyの「Disney+」は11月12日に開始予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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