自動野菜収穫ロボットを開発するinahoは8月28日、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、創発計画、ドフに加え、複数の個人投資家から約1.7億円の資金調達を完了したと発表した。
同社は、自動野菜収穫ロボットを活用した活用したRaaS(Robot as a Service)モデルのサービスを展開。収穫を代表する人の判断が必要な農作業をAIとロボティクスでサポートし、ロボットが取得したデータを活用して、人手不足や農業経営の課題解決を目指している。
今回の資金調達は、自動野菜収穫ロボットの製造および、対応作物の拡大のほか、高度なエンジニア人材の採用、市場開拓やアライアンス強化を目的としたマーケティング施策を目的としている。
同社によると、現在の対応作物はアスパラガスのみだが、キュウリやトマトなど、人の目で見て収穫適期かどうかを判断しなければならない選択収穫野菜に広く対応していくという。
また、農家の高齢化や人手不足という世界的な課題に挑戦すべく、今後はグローバル展開を目指す。
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