ライフログテクノロジーは5月17日、同社が運営するヘルスケアアプリ「カロミル」が、獨協医科大学埼玉医療センターの肝硬変患者に実施されている栄養治療で、5月から導入されたと発表した。
カロミルは、独自に開発した画像解析AIを用いて、ユーザーが食べ物の写真を撮影するだけで栄養素を自動的に解析し、記録できる機能を搭載したヘルスケアアプリ。今回、同機能を、獨協医科大学埼玉医療センターにて、患者が毎日の食事管理を行うために利用する。
また、患者が毎日食事内容を記録することで、肝硬変の治療にどのような影響をもたらすかについての臨床研究も開始するという。
同社ではこれまでも、医療機関の研究に技術面で参加するなど、医療関係者向けの専用アプリも、一般向けと併せて開発してきた。今後は、栄養指導・食事指導などを行う病院・クリニック・介護施設・学校・保育園・地方自治体・スポーツジムなどでの利用についても積極的に展開していく予定。
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