ローソン、深夜時間帯を“無人化”する実証実験--横浜で半年ほど実施

 ローソンは8月22日、ローソン氷取沢町店(横浜市磯子区)において、深夜時間帯には売り場に店員を配置せず、来店客が自身で決済するスマート店舗(深夜省人化)の実証実験を、8月23日午前0時より半年ほど実施すると発表した。

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 同社によると、従業員の人手不足の問題が小売業にとって重要な課題となっていることから、今回の実験では特に人手不足が顕著な深夜時間帯での省人化対応について検証するという。スマート対応(深夜省人化)時間帯は、午前0〜5時まで。ただし、店員1名はバックヤードで勤務する。

 対象の時間帯では、(1)事前にローソンアプリに登録された入店用QRコードを利用、(2)近隣の居住者に配布した入店カードを利用、(3)入店管理機器で顔写真を撮影という、3通りの入店方法を用意する。

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 決済方法は、現金での支払いに加えて、ローソンスマホレジまたは自動釣銭機能付きの完全セルフレジが利用できる。自動釣銭機機能付きPOSレジでは、電子マネー・クレジットカード・バーコード決済などのキャッシュレス決済に加え、現金での支払いが可能。

 なお、たばこ・酒類の免許品・カウンターファストフーズ・切手類・収納代行やチケット発券など、店員による対応が必要な商品・サービスは販売されない。

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 同社では実験期間中に、取り扱い商品の拡大や、システム・運用方法の見直しなどをする予定。店舗オペレーション・防犯・物流面の課題、売上の推移、利用者の声などを検証した上で、その後の拡大展開を検討するという。

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