Googleの元従業員が、黒人として同社に勤務した経験をメモにつづり、在職中は人種差別と異文化に対する無神経さを感じたとしている。Motherboardが報じた。
この従業員は、退職する準備を進める中でそのメモを書いたという。メモの中で、ダイバーシティについて、Googleが社内文化を改善しうる手段についても述べている。メモを書いた人物の名前は編集されているが、この元従業員は、Googleによるマイノリティーグループの雇用を促すために同社の採用紹介システムを監査するべきだと述べた。また、仮想現実(VR)を利用したダイバーシティのトレーニングや、有色人種の従業員がさらなる精神的健康サポートを受けられるようにすることも提案している。
メモには、「私は最終的に、沈黙を破るという手段に出ることにした」と書かれている。「同僚たちを教育するという難しい時を過ごすことで徐々に慣れることができたが、黒人としてGoogleで勤務することの重荷から解放されることは決してなかった」
米CNETはGoogleにコメントを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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