ドローンなどのロボティクスソリューションを提供するセンシンロボティクスは8月1日、同日付で同社の経営体制を変更すると発表した。
新たに同社代表取締役社長に就任するのは、これまで執行役員営業部長を担ってきた北村卓也氏。また、取締役副社長には、執行役員社長室長 兼管理部長を担ってきた塚本晃章氏が就任する。前任の代表取締役社長であった間下直晃氏は、代表取締役会長に就く。
北村氏は、日本IBMや日本マイクロソフト、SAPジャパンを経て、2018年10月にセンシンロボティクスに参画。同社の営業体制強化と事業拡大を担ってきた。北村氏は、「人の命を救い、危険な場所で活躍するドローンの、無限の可能性を強く感じている。我々はテクノロジーの力でより良い未来の実現に向けて尽力する」とコメントしている。
塚本氏は、トーマツやダイキン工業、そーせいグループ、JITSUBOを経て、2018年8月よりセンシンロボティクスに参画。同社管理部門の基盤づくりや、財務戦略の立案を進めてきた。塚本氏は、「危険や不便な環境での設備点検などの仕事は、需要はあるがなり手がいない。このような状況を私達のサービスで解決したい」とコメントしている。
センシンロボティクスは、労働人口の減少や、ドローンを始めとするロボティクス領域の高まりという環境変化に対し、経営体制を一層強化し事業拡大を図るとしている。
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