Facebookは米国時間7月22日、「技術的誤り」により、同社の子供向けメッセージアプリを利用していた数千人の子供たちが、保護者に承認されていないユーザーらとのグループチャットに参加できる状態になっていたと発表した。
「Messenger Kids」というこのアプリは、6〜12歳の子供たちが、自分の保護者が承認済みの家族や友達に対して、メッセージを送信したり、ビデオチャットをしたりできるものだ。
例えば、このアプリを使用する少女は、保護者が承認した友達に招待された場合に、グループチャットに参加できる。しかし不具合のせいで、少女の保護者の承認を得ていないユーザーがこのグループチャットに含まれているケースがあったという。ただし、Facebookによると、そうしたグループチャットのメンバーは、その友達の保護者には承認されていた。
Facebookの広報担当者は声明で、「Messenger Kidsアカウントユーザーの一部の保護者を対象に、技術的誤りについて最近通知した。当社はこの誤りが少数のグループチャットに影響していたことを検出した」「影響のあったチャットを無効にし、Messenger Kidsとオンライン安全性に関する追加情報を保護者に提供した」と述べた。
広報担当者によると、Facebookはこの誤りが生じた原因についてはまだ調査中だが、問題は修正済みだという。Facebookがどのようにしてこの誤りを発見したのかという質問に、この広報担当者は回答できなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」