億万長者の投資家であるPeter Thiel氏が米国時間7月14日、全国保守主義大会(National Conservatism Conference)で、Alphabet傘下のGoogleと、同社の中国とのつながりを批判したと報じられている。Axiosによると、同氏は米連邦捜査局(FBI)と米中央情報局(CIA)に対し、同社が中国軍を支援している疑いを捜査するよう求めたという。
Donald Trump米大統領の支持者であることを明言しているThiel氏は講演の中で、同社は中国の情報機関に関与されていると批判したという。Edmund Burke Foundationが主催したこの大会は、保守主義者の結束を目的としている。
Facebookの取締役でPayPalの共同創設者であるThiel氏は、「Googleの上級幹部は、自分たちが中国の情報機関に全面的に関与されていると考えているのか」、また、それが「米軍ではなく中国軍と協力しようという一見反逆的な決断に至った」理由なのかを、Googleに問うべきだと述べたと報じられている。
Trump大統領は16日、Thiel氏を称えるツイートを投稿。「この問題について誰よりも熟知している偉大で優秀な人物だ!Trump政権はこれを調査する!」とした。
“Billionaire Tech Investor Peter Thiel believes Google should be investigated for treason. He accuses Google of working with the Chinese Government.” @foxandfriends A great and brilliant guy who knows this subject better than anyone! The Trump Administration will take a look!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2019年7月16日
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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