「Roomba(ルンバ)」に代表される掃除ロボットのおかげで、掃除機がけという面倒で肉体的な負担も大きい家事労働の負荷が軽減された。とはいうものの、階段や狭いすき間、エアコンの周囲やフィルター、巾木の上などを掃除するには、人間が昔ながらの掃除機を使ってゴミを吸い込んだり、水拭きしたりしなくてはならない。
そんな原始的な掃除という作業を少しでも簡単にするため、吸い込みと水拭きが同時に済ませられるスティック型コードレス掃除機「ROIDMI NEX Storm」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
ROIDMI NEX Stormは、吸引ヘッドの後部に水拭きモジュール「Magic Mop Box」を装着すると、吸い込み掃除とモップがけを一度に実行できる。Magic Mop Boxに入れた水は、モップパッドに適量が染み出し、床を濡らし過ぎることなく汚れを拭き取れるという。
コンパクトなスティック型で重さも1.5kgと軽く、電源コードを引きずらないため、取り回しが容易だ。さらに、各種ノズルやブラシといったアタッチメントも用意されていて、床掃除以外にも使いやすいだろう。
フル充電状態だと最大60分間の使用が可能で、約380平方mの床を掃除できる。壁に取り付けておく磁石式のホルダーが充電器を兼ねており、ホルダーに戻せばケーブルをつなぐことなく充電が始まる。
Bluetoothでスマートフォンと通信し、専用アプリからバッテリ残量、ゴミを捨てるタイミング、フィルター交換時期などが確かめられる。フィルターとモップパッドといった消耗品のほか、弱ったバッテリも交換して長く使える。
Indiegogoでの目標金額は3万ドル(約324万円)。記事執筆時点(日本時間7月18日19時)でキャンペーン期間は17日残っているが、すでに目標を大幅に上回る約30万ドル(約3300万円)の資金を集めている。
ROIDMI NEX Stormの紹介ビデオ(出典:YouTube)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」