Microsoftは米国時間7月11日、同社のグループチャットサービス「Microsoft Teams」における新たなマイルストーンを発表した。同社は今回初めてTeamsのデイリーアクティブユーザー数(DAU)と週間アクティブユーザー数(WAU)を公表し、それぞれ1300万人と1900万人だとした。
これらの数字が2018年、あるいは6月と比べてどうなのかについては分からない。同社がTeamsに関する指標を最後に発表したのは3月半ばのことであり、利用組織が50万社以上に達したという内容だった。
Teamsの最大のライバルである「Slack」のDAUは1月に1000万人を超えている(筆者はそれ以来、Slackによる公式のDAU発表を目にしていない)。
これらの新たな指標は、7月14日から開催されている同社のパートナー向けカンファレンス「Microsoft Inspire 2019」および、技術セールスのための年次社員総会「Microsoft Ready」におけるTeams関連のニュースの一環となっている。
また同社は11日、Inspireカンファレンスに先立って、Teamsに搭載を予定している複数の追加機能を発表した。これには、時間が重要となるメッセージに優先順位を付ける機能や、相手がメッセージを読んだかどうかを判断できる機能が含まれており、いずれも7月中の展開を予定しているという。
第一線で働く作業員向けのスケジュール管理機能や、仕事仲間とつながるための機能の充実も7月から8月にかけて予定されている。また新たに、パートナー主導型のTeamsのトライアルも「Microsoft Cloud Service Provider」のパートナー経由で8月1日から利用可能になる。これを利用することで「Microsoft 365」のパートナーは、「Exchange Online」のみを使用している顧客や、クラウドを使用していない顧客に対して6カ月間のトライアルを提供できるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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