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アニメ記事の翻訳で“報酬”がもらえる「Tokyo Honyaku Quest」--TOMら4社が実証実験

山川晶之 (編集部) 飯塚 直2019年07月09日 18時27分
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 Tokyo Otaku Modeは7月9日、イード、bitFlyer Blockchain、オタクコイン協会の4社共同で、ブロックチェーンを活用した翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」の実証実験を開始したと発表した。

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 Tokyo Honyaku Questでは、世界中のファンがアニメニュース記事を翻訳することで、海外にアニメの最新情報を配信する取り組み。翻訳する記事は、イードが運営する「アニメ!アニメ!」の日本語記事を対象としており、新たに立ち上げる「アニメ!アニメ!」のグローバル版である「Anime Anime Global」に掲載されるという。

 記事は、正式な翻訳版として翻訳者のIDと共にブロックチェーン上に記録され、翻訳者および、翻訳の協力者には対価として、独自トークン「HON」が付与される。今後は、記事の拡散に協力したユーザーや翻訳版の記事を閲覧したユーザーにも対価をシェアすることで、コンテンツの翻訳や、これを通じて構築されるグローバルなコミュニティ内でのトークンエコノミー形成を目指す。

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 HONはオタクコイン協会が発行するコミュニティ通貨「オタクコイン」と交換性を持つ予定(どちらも資金決済法の仮想通貨には該当しない)。すでにサービス設計は完了しており、パイロット版の「Tokyo Honyaku Quest」を2019年夏に公開予定。それに先駆け、翻訳者の応募を受け付ける。

 翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」は、bitFlyer Blockchainが提供する独自のプライベートブロックチェーン「miyabi」を基盤としている。プラットフォーム内で発行されるHONは、miyabi上のスマートコントラクトによって受け渡しが行われる。

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 実証実験は、経済産業省が推し進めるコンテンツグローバル需要創出等促進事業費補助金(J-LOD)における「ブロックチェーン技術を活用したコンテンツの流通に関するシステムの開発・実証支援」の対象に選ばれている。

 同社では、翻訳プラットフォームを通じて、コンテンツ領域における情報流通の活性化を目指すほか、将来的にはアニメニュース記事に限らず、あらゆるテキスト、言語に対応した、非中央集権的に運営される汎用的な翻訳プラットフォームを目指すという。

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