楽天モバイルは7月9日、DMM.comが運営するMVNO事業「DMM mobile」および、インターネットサービス事業「DMM光」を承継することを、7月4日の取締役会において決議したと発表した。なお、同会社分割の対価として、DMM.comに約23億円を交付する予定。
DMM mobileは、NTTドコモのLTE/3G回線を利用するMVNOサービス。2014年12月にサービスを開始し、国内の契約数は約24万回線になるという。DMM光は、NTT光ファイバー回線「フレッツ光」を使用したインターネット通信サービスで、契約数は約2万回線となっている。
同社によると、モバイル事業の顧客基盤の拡大と、それに伴う「楽天エコシステム」におけるメンバーシップの強化を図るため、DMM mobileとDMM光の事業を承継することになったという。会社分割の効力発生日となる9月1日より、ポイントシステムの移行を予定。「楽天エコシステム」を活用した事業シナジーの最大化を進める。
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