光の3原色を別々に照射することで、赤、緑、青、白など美しい明かりを照らす照明器具「RGB_Light(アール・ジー・ビー・ライト)」が登場した。販売開始は2019年中。同日から先行予約の受付を開始する。想定価格は15万円前後。
発案したのは、フリーグラフィックデザイナーの河野未彩氏。パナソニック、ロフトワーク、カフェ・カンパニーらが渋谷に開設したオープンイノベーション拠点「100BANCH」から生み出され、商品化第1弾になる。設計、製造はパナソニックのグループ会社で、IoT製品の設計、開発、販売、サポートなどを手がけるShiftallが支援している。
RGB_Lightは、赤、緑、青を別々に照射し、それらが重なるところは白、ずれる部分には無数の色のグラデーションが現れるという照明器具。河野氏は、2017年9月に100BANCHに入居し、プロトタイプ制作や実験、製品化に向けてのディスカッションなどを進めてきた。RGBフルカラーLEDを3つ搭載し、消費電力は約9〜12ワット。Bluetooth Low Energyを備え、iOSアプリから光源の色を操作し、光量と光の色を一定制御したまま、3灯の色相を変化させ、影の色彩を変化できる。
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