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TableCheck、信用スコアでレストランと来店客を“フェア”な関係に--事業戦略を発表

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 飲食店予約・顧客管理システム「TableSolution」を提供するレストランテックカンパニーのTableCheckは7月2日、事業説明会を開催し、テクノロジーの活用によって実現するキャッシュレスや信用スコアリング、ダイナミックプライシングの導入を見据えた今後の事業展開を明らかにした。

左からTableCheck 代表取締役の谷口優氏と取締役CTO ジョン・シールズ氏
左からTableCheck 代表取締役の谷口優氏と取締役CTO ジョン・シールズ氏

 また、新たにDNX Ventures、SMBCベンチャーキャピタルの2社から6億円の資金を調達。オーストラリアとタイでサービスの本格展開を開始するなど、グローバル展開も加速する。

飲食業界の課題は「生産性向上」と「インバウンド対応」

 TableCheckは、レストラン向けの予約・顧客管理機能を提供するTableSolutionと、ユーザー向けのネット予約システム「TableCheck」を2013年から提供している。

 TableSolutionは、2019年6月末時点で19カ国、約4000店舗に導入されており、特にホテルやハイエンドの外食店舗領域に強く、インターコンチネンタルホテルズグループやヒルトン・ホテルズ&リゾーツ、ハイアットホテルアンドリゾーツなどグローバルのホテルチェーンのレストランでも採用されている。TableCheckによる月間累計予約件数は100万人で、「食べログの3分の1程度の規模」(TableCheck 代表取締役の谷口優氏)となっている。

TableCheckが提供するサービス全体像
TableCheckが提供するサービス全体像

 谷口氏は、国内の飲食業界における課題として、「生産性の向上」と「インバウンド需要の獲得」の2点を挙げ、飲食業界では慢性的な労働力不足で非効率的な労働環境であるにもかかわらず、他の業界と比較してもITの活用が遅れていることを指摘する。例えば、ユーザー側でネット予約が普及する一方で、多くの店舗が紙台帳によって予約を管理しているために、対応しきれていない。対応がアナログなためにキャンセル問題も多発し、多言語に対応できていないことも相まって急増するインバウンド需要も取り込めない。

 同社は、こういった問題に対応し飲食店業務を自動化・最適化する基盤システムとして、TableSolutionとTableCheckを提供。POS連携や顧客情報管理機能に加えて、ネット予約サイトでの15カ国語による24時間対応、自動電話対応、乱立するグルメポータルからの予約の一括管理などの仕組みを提供する。また、予約時にクレジットカード情報の入力を求めるキャンセルプロテクション機能で、直前キャンセル・無断キャンセル問題への対策も実現している。

 
 
クレジットカード決済とTableCheck Payのサービスの違い
クレジットカード決済とTableCheck Payのサービスの違い

 そして今後、さらなるテクノロジーやデータを活用した利用者と店舗双方に利便性を高めるシステムの提供を計画している。まず2018年12月に、キャッシュレス会計を実現するサービスとして「TableCheck Pay」を開始した。予約時にカード情報を預かっておくことで、会計処理を自動化できる仕組みで、「ホテルやタクシー業界など、他の業界では当たり前になっている仕組み。レストラン業界でも同じように実現できる」(谷口氏)としている。

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