家計簿アプリ「Dr.Wallet」や経費精算システム「Dr.経費精算」などを手がけるBearTailは7月1日、出張の手配から経費精算までできるシステム「Dr.Travel」のベータ版を公開した。
Dr.Travelは、出張時の航空券やホテルを含めたあらゆる手配を代行し、出張者の渡航データをリアルタイムで一元管理できるサービス。ユーザーが出張の手配をチャットで依頼すると、オペレーターによって安全かつリーズナブルなプランが提案されるという。
出張者の役職や好みに合わせた手配や出張規定などに沿った手配にも対応し、出張コンシェルジュサービスとして、出張に関するあらゆる相談も可能。
また、全出張者の渡航データはシステム上で一元管理されているため、管理者はいつでも従業員の出張状況を含む各種情報(詳細旅程やオペレーターとのチャット履歴、選択されなかった提案プランやキャンセル情報などの一連の手配工程)をシステム上で閲覧できるという。加えて、管理者による出張者の位置情報の取得や出張者に対する位置情報送信を一斉にリクエストする機能によって、有事の際の初期対応も可能としている。
同サービス経由で手配したプランの経費は、月に1度の請求書1枚にまとめることができるため、出張者による立替払い負担や経費精算手続きの手間を軽減できるとしている。
今後は、国内出張手配への対応や経費精算システムのDr.経費精算との連携も予定している。また、外務省が提供する「たびレジ」との自動連携により、安全危機管理情報の提供も予定しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」