フェリカネットワークスは11月1日、家計簿アプリ「Dr.Wallet」を展開するBearTailとレシートを活用したビジネスの成長加速を目的に、合弁会社「BearTail X」を設立したと発表した。
フェリカネットワークスでは、レシートを活用したソリューションに着目。さまざまな取り組みを通じて技術開発および、サービス拡充を進め、企業向けにレシート活用ソリューションを提供している。また、キャッシュレス化推進の流れを受け、社会的にもレシート活用ソリューションへの関心が高まっているとする。レシート関連ビジネスの成長を加速させるため、従来から協業関係にあるBearTailとのパートナーシップ強化を目的に、2018年10月に合弁会社を設立した。
今後は、フェリカネットワークスの既存販路に加え、BearTail Xのリソースも利用しながら、レシート活用ソリューションの拡販を進める。なお、同社はレシート活用ソリューションとして、主にレシートキャンペーンおよび、レシートデータ分析を提供しているが、今回BearTailからBearTail Xへと移管した家計簿アプリ「Dr.Wallet」やBearTailが保有している人的リソース(目視によるレシート情報の転記および、判定)との相乗効果により、更に付加価値の高いソリューションが提供できるとしている。
また、Dr.Walletに関しても、フェリカネットワークスが手掛けている「モバイルFeliCa」との連携なども検討している。
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