映画やテレビ番組の無料ストリーミングサイト「Tubi」は米国時間6月24日、月間アクティブユーザー数が2000万人を超えたと発表した。Tubiの利用者は5月、同社のコンテンツを9400万時間以上視聴したという。
Tubiでは、1万5000以上の映画やテレビ番組を視聴できる。同社はWarner Bros.やNBCUniversal、MGM、Lionsgateなどの200以上のコンテンツパートナーと契約している。
「Tubiは2019年の上半期に目覚ましい進歩を遂げており、動画サブスクリプションの選択肢が有り余っている環境で広告支援のビデオオンデマンド(Ad-Supported Video on Demand:AVOD)の存在感がいっそう顕著になった」と、Tubiの最高経営責任者(CEO)のFarhad Massoudi氏は述べた。
Tubiの競合相手で、2019年の初めにViacomに3億4000万ドル(約365億円)で買収されたPlutoは5月、月間アクティブユーザー数が1600万人と発表した。もちろん、2019年第1四半期の契約者数がおよそ1億5000万人のNetflixに比べれば、他のストリーミングサービスはどれも小規模だ(ただし、毎月20億人のログイン済みユーザーがいるYouTubeは例外だ)。
Tubiは1月、2019年に1億ドル以上を費やして同社のライブラリーを拡充すると発表した。Tubiは現在、米国とカナダで「Roku」「Amazon Fire TV」「Comcast」「Xfinity」「iOS」 「Android」端末などから利用できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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