ベゾス氏のBlue Origin、ロケットエンジン「BE-7」の最初の燃焼試験に成功

Amanda Kooser (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2019年06月21日 12時10分

 Jeff Bezos氏はすでにAmazonで地球を席巻した。今度は、宇宙旅行を手がける企業Blue Originで月を目指している。月着陸船を月面へと導くBlue Originの「BE-7」エンジンは、このほど最初の燃焼試験を成功させた。

Blue Origin
提供:Ben Rubin/CNET

 Bezos氏は米国時間6月19日、アラバマ州にある米航空宇宙局(NASA)のマーシャル宇宙飛行センターで行われた試験の動画をTwitterに投稿した。

 「データは申し分ないように見えるし、ハードウェアの状態も完璧だ。試験はすべて計画通り、35秒間にわたって行われた」(Bezos氏)

 Bezos氏は、数年にわたる開発を経て5月初めにBlue Originの新たな月着陸船「Blue Moon」を披露した。Blue Originは、NASAと協力して月探査プログラム「Artemis」向けの月着陸船プロトタイプを開発している11社のうちの1社だ。

 Blue Moonを大型化したバージョンでは、宇宙飛行士を月面に送り届けることを目指しており、Blue Originは2024年までにこの画期的な試みを実現させたいとしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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