ベゾス氏のBlue Origin、10回目のロケット打ち上げに成功

SEAN KEANE (CNET News) 翻訳校正: 編集部2019年01月25日 17時43分

 Blue Originは米国時間1月23日、6カ月ぶりに同社の「New Shepard」ロケットの打ち上げに成功した。

 Amazonの最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏が所有するBlue Originは、米航空宇宙局(NASA)が支援する研究プロジェクトの8つの機材を搭載したロケットを打ち上げた。ロケットは少しの時間の宇宙飛行ののち、地上に軟着陸した。

 今回のミッションはNew Shepardにとって10回目の打ち上げ(NS-10)で、当初は2018年12月に予定されていたが、「地上インフラストラクチャの問題」により中止になっていた。その後、このミッションは1月21日に決行されることになったが、強風の予報により23日に延期となった。

Blue Origin
Blue Originは1月23日、同社のNew Shepardロケットの10回目となる打ち上げを行った(写真は2018年7月の打ち上げ時の着陸の場面)
提供:Blue Origin

 この再利用可能なロケットは遠地点(アポジ)に到達後、ブースターエンジンを利用して着陸時の衝撃を和らげ、垂直状態を保って帰還した。

 研究プロジェクトの機材を搭載した無人カプセルは、上空およそ66マイル(107km)の地点でロケットから切り離され、数分間にわたって微小重力状態を経験したのち、3つのパラシュートによって無事に帰還した。

 Blue Originはロケットの打ち上げをYouTubeでストリーミング配信し、打ち上げ、最大重力加速度の瞬間、メインエンジン切り離し、ブースタからのカプセル切り離し、アポジの到達といったさまざまな段階を、画面の端に表示される便利なゲージで示した。

 その後もドラッグブレーキの作動、ブースタの再起動、New Shepardの着陸、カプセルの帰還といった段階が配信された。

 今回のミッションに要した時間は10分15秒で、最高時速は2226マイル(約3582km)だった。

 伝説的な元宇宙旅行士のBuzz Aldrin氏も、今回のミッションの成功に言及した。

 「Blue OriginとJeff Bezos氏、Shepardロケットの打ち上げ成功おめでとう! Alan Shepard氏も誇りに思うはずだ」と、Aldrin氏はツイートした。

 NASAに所属していたAldrin氏は、1969年のアポロ11号のミッションにおいて、Neil Armstrong氏に続いて月面に降り立った史上2番目の人物だ。Alan Shepard氏は1961年に「Freedom 7」で宇宙空間に到達した初めての米国人で、New Shepardロケットの名称は同氏に因んでいる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]