アルヒは6月20日、住宅ローン不正利用検知システム「ARUHIホークアイ」の構築に向け、HEROZと提携したと発表した。2019年内に運用を開始し、運用後もバージョンアップを重ね、検知精度を高めていくとしている。
ARUHIホークアイは、過去10年間の住宅ローンの審査情報などを、将棋AIなどの開発で培われたHEROZのAI「HEROZ Kishin」に読み込ませることで、住宅ローンが投資用不動産に不正に利用される疑いのある申し込み(以下、不正利用懸念案件)を検知するシステム。
アルヒではこれまで、不正利用懸念案件について、審査担当者が慎重な審査しており、8月を目途に、RPA(Robotic Process Automation)による不正利用懸念案件の自動仕分けを開始する予定だ。
今回さらに、ARUHIホークアイを導入することにより、より正確かつ広範囲な不正利用懸念案件の検知と、AIの活用による時間、および工数短縮の両立を目指す。
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