これまでもメットライフドームでの公演を見たなかで、ステージまでの遠さを感じさせないほどの迫力があるパフォーマンスと表現していたのだが、この会場でもすでに3度目であり、前回は東京ドームだったこともあってか、大規模会場であるにも関わらず、どこか小さく感じてしまうほど。また、この日はあいにくの天気となり、半屋外球場とあってか夜になると肌寒い状態にもなっていたが、それを感じさせないパフォーマンスとファンの熱気が感じられるほどのものとなっていた。伊波さんがあいさつのなかで「Aqoursを、そして沼津をもっともっと世界中に広めるために頑張りたい!」と、千歌とも伊波さん自身ともとれるような言葉で高らかに宣言すると、大きな歓声が沸き上がっていた。
そしてあいさつのなかでは“景色”について触れるメンバーもいた。こちらから見ても、メンバーがパフォーマンスする姿もさることながら、大観衆が集ってコンサートライトを振る、その光がある光景はいつ見ても壮観と感じられるもの。そして、今回の公演でいつもとは違う、特に印象的な景色が広がっていた。ファンがアンコールをしている際に、スタンドとアリーナの全観客が、コンサートライトの色をきれいに使い分けて、メンバーのイメージカラー9色を使った“虹”を表現していた。
ラブライブ!シリーズ公式Twitterの投稿を見ると1日目からできていたようで、これだけの人数規模で表現できるのは相当なもの。ライブを彩るのはファンも重要な存在であるなかで、ファンとの絆、そして10人目のメンバーとしての存在を強く感じた次第だ。
なお、今後の活動についてライブ中では触れられていなかったが、先だって発表されたラブライブ!シリーズ9周年における展開のなかで触れられており、Aqoursの4thシングル「未体験HORIZON」が9月25日に発売することをはじめ、2020年にはラブライブ!サンシャイン!!ライブツアーの開催も告知。そして「ラブライブ!」のμ's、AqoursとSaint Snow、スマホゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」ならびに、2019年内の秋以降に配信予定のスマホゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS」を基点として展開する、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の4組が出演する「ラブライブ!フェス」も、2020年1月18日と19日に開催するとしている。
■ライブフォト
(C)2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する