「ラブライブ!サンシャイン!!」Aqours3度目のメットライフドーム公演で見た“9色の虹” - (page 3)

 これまでもメットライフドームでの公演を見たなかで、ステージまでの遠さを感じさせないほどの迫力があるパフォーマンスと表現していたのだが、この会場でもすでに3度目であり、前回は東京ドームだったこともあってか、大規模会場であるにも関わらず、どこか小さく感じてしまうほど。また、この日はあいにくの天気となり、半屋外球場とあってか夜になると肌寒い状態にもなっていたが、それを感じさせないパフォーマンスとファンの熱気が感じられるほどのものとなっていた。伊波さんがあいさつのなかで「Aqoursを、そして沼津をもっともっと世界中に広めるために頑張りたい!」と、千歌とも伊波さん自身ともとれるような言葉で高らかに宣言すると、大きな歓声が沸き上がっていた。

 そしてあいさつのなかでは“景色”について触れるメンバーもいた。こちらから見ても、メンバーがパフォーマンスする姿もさることながら、大観衆が集ってコンサートライトを振る、その光がある光景はいつ見ても壮観と感じられるもの。そして、今回の公演でいつもとは違う、特に印象的な景色が広がっていた。ファンがアンコールをしている際に、スタンドとアリーナの全観客が、コンサートライトの色をきれいに使い分けて、メンバーのイメージカラー9色を使った“虹”を表現していた。

アリーナはみかん色(オレンジ)、スタンドは虹のように色の階層ができていた
アリーナはみかん色(オレンジ)、スタンドは虹のように色の階層ができていた
アンコール以降、最後まで9色の虹がかかった状態でメンバーがパフォーマンスをした
アンコール以降、最後まで9色の虹がかかった状態でメンバーがパフォーマンスをした

 ラブライブ!シリーズ公式Twitterの投稿を見ると1日目からできていたようで、これだけの人数規模で表現できるのは相当なもの。ライブを彩るのはファンも重要な存在であるなかで、ファンとの絆、そして10人目のメンバーとしての存在を強く感じた次第だ。

 なお、今後の活動についてライブ中では触れられていなかったが、先だって発表されたラブライブ!シリーズ9周年における展開のなかで触れられており、Aqoursの4thシングル「未体験HORIZON」が9月25日に発売することをはじめ、2020年にはラブライブ!サンシャイン!!ライブツアーの開催も告知。そして「ラブライブ!」のμ's、AqoursとSaint Snow、スマホゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」ならびに、2019年内の秋以降に配信予定のスマホゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS」を基点として展開する、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の4組が出演する「ラブライブ!フェス」も、2020年1月18日と19日に開催するとしている。

■ライブフォト

  • 伊波杏樹さん

  • 逢田梨香子さん

  • 諏訪ななかさん

  • 小宮有紗さん

  • 斉藤朱夏さん

  • 小林愛香さん

  • 高槻かなこさん

  • 鈴木愛奈さん

  • 降幡 愛さん

(C)2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]