HOMMAは6月18日、日本の住宅関連事業会社および個人投資家より、総額約2億5000万円の資金調達を実施したと発表した。
HOMMAは、2016年5月に米国シリコンバレーで創業した、住宅関連のスタートアップ企業で、米国市場向けに、スマートでデザイン性の高い建売住宅を展開している。
今回、DCMホールディングス、サンワカンパニー、野原ホールディングス、吉銘など、日本の住宅関連事業会社からの資金調達を実施し、各社と戦略的パートナーシップを構築。さらに、ソースネクスト代表取締役社長の松田憲幸氏や、ベンチャーキャピタリスト山本康正氏らからも出資を受け、資金調達総額は約2億5000万円となった。
HOMMAは、ホームセンターを展開するDCMホールディングスとの提携により、HOMMAがアメリカで開発しているスマートホームソリューションを、DCMグループの国内店舗網を通じて、日本市場向けに共同でローカライズし、展開する。
また、ECで住宅設備や建材を販売するサンワカンパニーのプロダクトを、米国で手がける建売住宅の開発案件に導入し、デザインと機能性に優れた住宅設備関連製品を、米国市場に共同で展開する。
建材商社野原ホールディングスとは、BIM・IoT・AI などの先進技術やソリューションの利活用、日本の住宅用建材資材等の米国展開を進める。
さらに、奈良県吉野の建築資材のトータルサプライヤーである吉銘と連携し、同社のIT、IoT を駆使した生産システムとのシナジー効果を期待するとしている。
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