GA technologiesは6月7日、中古不動産流通ポータルサイト「RENOSY(リノシー)」に、洪水や液状化のリスクを可視化した、「災害リスクマップ」機能を追加したと発表した。
RENOSYサイトは、家探しからリノベーション、資産活用、購入後の管理までをトータルでサポートする、中古不動産の流通ラットフォームサービス。
中古マンションの取引データから、AIが算出した推定価格や、エリアごとの犯罪率、世帯属性などの可視化に加え、近隣の病院や学校などを地図上にマッピングした近隣マップなどを提供している。
今回新たに、災害リスクマップとして、南海トラフ巨大地震で液状化が想定される「液状化可視化マップ」、洪水が起きた場合の浸水を想した「洪水可視化マップ」、最大クラスの震度を想定した「震度可視化マップ」を追加した。対象エリアは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県となる。
これにより、住宅のスペックだけでなく、地域の災害リスクも含めた家探しが可能となり、保険や防災の検討にも貢献するとしている。今後は、避難場所や人口密度などの情報も提供していく予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス