ドイツの自動車部品メーカーContinentalは、自動車のダッシュボード部分に各種情報を3D表示する技術「Natural 3D Lightfield Instrument Cluster」の開発を進めている。特殊な専用ゴーグルを使わず3D視が可能で、自動運転車への搭載を想定。
この技術は、3D表示技術を手がける米国のLeiaと共同開発中のもの。専用ゴーグルや頭の位置をとらえるカメラなどを使わずに、3D映像が体験できるという。そのため、3D視可能な場所に制限がなく、たとえば自動車の前列シートに加え、後部座席に座った人も3D映像が見られる。
3Dディスプレイを使うと、ナビゲーション用画面を3D効果で分かりやすく表示したり、標識や信号を目立たせたりといったことが可能になる。自動運転中であれば、3D映画などのエンターテインメントコンテンツも楽しめるだろう。
Continentalは、2022年までに提供開始したいとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス