クリーマは6月12日、日本郵政キャピタル、SBIインベストメント、グローバル・ブレインの各社が運用するファンドと、31VENTURES Global Innovation Fund、アイ・マーキュリーキャピタル、七村守氏(セプテーニ・ホールディングス 創業者・名誉会長)などから、第三者割当増資による総額11億円の資金調達を完了したと発表した。
今回の資金調達を含め、これまでの累計資金調達額は約24億円になるという。また、既存株主として、KDDI Open Innovation Fund 2号、SMBCベンチャーキャピタルも今回の第三者割当増資に参加している。
今回の資金調達により、主軸事業であるハンドメイドマーケットプレイス「Creema」のプロダクト開発や常設のエディトリアルショップ2店舗(日本橋・熊本)のオープンなど、さらなるサービスの拡大に向けた投資を加速させる。また、新サービスや新領域への参入も視野に入れながら、中長期ビジョンの実現に向けた経営基盤の強化を図るべく全職種での採用を開始するという。
Creemaは、創作活動に取り組むクリエイターと生活者が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCtoCマーケットプレイス。「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアで新しい巨大経済圏を確立する」ことを目指して2010年にサービスを開始した。
現在は、日本および、中国語版「Creema」において、プロおよび、プロを目指す作り手を中心に約15万人による700万点以上のオリジナル作品が出品されている。
また、オンライン上だけでなく、5万人以上を動員する「ハンドメイドインジャパンフェス in 東京ビッグサイト」などのイベントを年間20回以上開催。常設のエディトリアルショップ3店舗を展開している。
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