米国と中国の貿易戦争により中国外での生産を余儀なくされることになっても、Appleは準備ができていると報じられている。
Bloombergによると、Appleの製造パートナーである台湾の鴻海精密工業(Foxconn)は、Appleの米国市場の需要を十分に満たす台数の「iPhone」を、必要ならば中国以外で生産できるという。
iPhoneは現在、大半が中国で生産されているが、Foxconnの半導体部門責任者Young Liu氏は台湾で現地時間6月11日、同社の生産能力の25%が中国本土の外にあり、米国市場の需要に十分応えられると投資家らに説明したという。
Appleはまだ、Foxconnに生産拠点を移すよう要請していないが、Donald Trump米大統領と中国の貿易戦争が激化した場合には準備ができていると、Liu氏は述べた。
Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は先週、自社製品が貿易戦争の影響を免れると確信していることを表明した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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