スタートバーンは5月23日、SBIホールディングス子会社のSBIインベストメントが運営する「SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合」を引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。
調達額は非公開だが、3月19日に発表したシリーズA調達ラウンド(3.1億円)の追加調達の位置付けになるという。調達した資金はシリーズA同様、ブロックチェーンネットワーク・接続ASP開発の加速、事業提携・共同事業を含めた国内外のビジネス展開、知財戦略および採用強化などに活用するとしている。
また、同社ではSBIアートオークションとの業務提携を4月9日に発表しており、オークションでのブロックチェーン証明書活用で連携している。今回の調達にあわせ、両社でのデジタルアート事業、アートの分割所有などアート市場拡大の取り組みを発表。特に、アートの分割所有は、作品の所有権を分割することで株式のように取引できる可能性も出てくる。これらの取り組みは2019年内より順次展開予定だ。
今回の資金調達と業務提携で、次世代のアート流通インフラを構築すべく、SBIグループホールディングスが持つ「アート」と「ブロックチェーン」などのノウハウを活用し、新しいアート活用の形を共同で模索するとしている。
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