Microsoftの「Xbox」チームは、「Gaming for Everyone(ゲームは誰もが楽しめるもの)」というキャッチフレーズを掲げている。そして、この言葉どおりの世界を実現するため、さらに取り組みを強化することにした。
Microsoftは、ゲーム向けのソーシャルネットワーク「Xbox Live」で2019年末までに「新しいコンテンツモデレーション機能」を導入する計画を明らかにした。同社は具体例を示していないが、この新しいツールには、ユーザーが他のプレイヤーとチャット中に不快と感じた言葉を非表示にできるフィルターが搭載されるようだ。
「われわれがこのような手段やその他の手段を開発しているのは、不快な体験を減らし、回避し、そうした体験に関する共通の理解を確立できるようにするためだ。最終的には、ゲーマーのコミュニティー、およびゲーマーの親や保護者が、自分の体験をコントロールできるようにしたいと考えている」と、Xboxの責任者Phil Spencer氏は米国時間5月20日付けのブログ記事で述べている。「ユーザー各自が快適だと思える程度にゲーム体験をカスタマイズできるツールを提供することが重要だとわれわれは考えている」(Spencer氏)
Microsoftは以前から、Xbox Liveを利用する6300万人のユーザーに対し、互いに適切な振る舞いをするよう促す取り組みを続けている。だが、嫌がらせや荒らし行為に対処すべきだという考えに反対するゲーマーや、より厳しい措置が必要なほど悪質なゲーマーもおり、そういったゲーマーは、Microsoftの取り組みに抵抗している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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