スウェーデン企業のEinrideは、公道で電気自動車(EV)タイプ自動運転トラック「T-pod」の試験走行を開始した。
T-podは貨物運搬用の自動運転トラックで、完全な自動運転のほか、遠隔操作による制御が可能。運転席を設けていないため、全長23フィート(約7m)というコンパクトなサイズを実現できたという。
Einrideは、T-podの公道走行に必要な認可をスウェーデン政府の交通庁から受けていた。ただし、この走行許可は工業地区におけるごく短い距離に限定され、速度も極めて遅いという。
認可されたEinrideは、物流会社DB Schenkerの協力を得て、倉庫から配送ターミナルまでの商用貨物輸送を4月より実施している。
DB Schenkerと実施中の公道試験(出典:Einride/YouTube)
なお、Einrideは木材運搬用の自動運転EVトラック「T-log」の開発にも取り組んでいる。
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