ソフトバンクは5月10日、2019年夏モデルとして、スマートフォン4機種とタブレット、携帯電話、モバイルWi-Fiルーター各1機種の計7製品を発表した。5月17日から順次予約を受け付ける。
「AQUOS R3」(シャープ製)は、動画を撮るだけでAIがショートムービーを作成する「AIライブストーリー」機能を搭載したモデル。カメラも新センサーを採用し、手軽に写真・動画撮影を楽しめる。5月下旬以降に発売予定で、5月17日より予約受付を開始する。カラーは、エレガントグリーン、プレミアムブラック、プラチナホワイトの3色。このうち、エレガントグリーンはソフトバンクのオリジナルカラーとなる。
有効画素数約2010万画素の動画用と、有効画素数約1220万画素の静止画用の2つのメインカメラを搭載。新センサーやF値1.7のレンズを採用することで、従来機種「AQUOS R2」よりも最大2.4倍明るく撮影できる。また、被写体ブレを抑制する「Propix2」機能を搭載。AIが被写体の動きを検知し、シャッタースピードや露光値を調整する。
表示部は、約6.2インチのIGZO液晶ディスプレイを採用。10億色以上の色表現や、AQUOS R2比で最大2倍の輝度を実現し、プロ用のモニターに匹敵する再現力とした。
チップセットはQualcomm SDM855を採用。2.8GHzと2.4GHz、1.7GHzのオクタコアCPUを搭載し、AQUOS R2と比較して、CPUで30%、GPUで20%の性能向上を実現する。内蔵ROMは64GB、RAMは6GBを搭載する。また、放熱にも配慮した設計とし、AQUOS R2と比較して表面温度を約5度下げている。防水(IPX5/IPX8)・防じん(IP6X)にも対応する。
「Xperia 1」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)は、スマートフォンで世界初となる、4K HDR対応の6.5インチ有機ELディスプレイ「シネマワイドディスプレイ」を搭載する。6月中旬以降に発売予定で、5月17日より予約受付を開始する。カラーは、パープル、ホワイト、ブラックの3色。
表示部は、21:9の「シネマワイドディスプレイ」。シスマサイズの比率としたことで、映画を視聴する際にもディスプレイの上下にスペースが生まれない。また、マルチウィンドウ機能の使用時にも、2つのアプリがともに16:9の比率で閲覧できる。
背面には、焦点距離26mmでF値1.6の標準レンズ、焦点距離52mmでF値2.4の望遠レンズ、焦点距離16mmでF値2.4の超広角レンズを配置。Xperiaシリーズ初のトリプルレンズカメラとする。有効画素数はいずれも約1220万画素だ。
ミラーレスカメラ「αシリーズ」と同様に、被写体の瞳にピントを合わせる「瞳AF」機能に対応。また、プロさながらの動画撮影が可能な「Cinema Pro」を搭載し、クリエイティブな映像や写真を撮影できる。
チップセットはQualcomm SDM855を採用。2.8GHzと2.4GHz、1.7GHzのオクタコアCPUを搭載する。内蔵ROMは64GB、RAMは6GB。また、防水(IPX5/IPX8)・防じん(IP6X)に対応する。
「arrows U」(富士通コネクテッドテクノロジーズ製)は、「Googleアシスタント専用キー」を搭載し、音声での操作が簡単にできるモデル。6月下旬以降に発売予定で、6月中旬以降に予約受付を開始する。カラーは、ブルー、ホワイト、ブラックの3色。
アイコンや文字を大きく表示するなど、見やすさにこだわった「シンプルホーム」を搭載。シンプルホームでは、画面下のボタンを搭載OSであるAndroid 9の標準から変更し、「戻る」「ホーム」「履歴」と、Android 8以前と同じ配置としている。
ディスプレイは、アスペクト比19:9の約5.8インチFHD+。背面には、有効画素数約1310万画素と有効画素数約500万画素のデュアルカメラを配置。背景をぼかした写真の撮影も可能だ。また、おサイフケータイにも対応する。
「LG K50」(LGエレクトロニクス製)は、3500mAhの大容量バッテリーを搭載。4日以上の電池もちを実現したモデルだ。7月上旬以降に発売予定で、6月下旬以降に予約受付を開始する。カラーは、スペースブルー、プラチナシルバーの2色。
動画の音声だけ聴きたい時に、電力消費を抑える「エコプレイ機能」を搭載。大容量バッテリーとあわせ、電池もちに貢献する。
アスペクト比19:9の6.26インチ「FullVision」ディスプレイを搭載。四隅は手になじむラウンドエッジデザインだ。背面には、有効画素数約1300万画素の標準レンズと、有効画素数約200万画素のポートレートレンズによるデュアルカメラを配置。背景をぼかした写真が撮影できる。また、インカメラでのポートレート撮影も可能だ。
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