東芝映像ソリューションは4月16日、4K液晶テレビ「レグザ」シリーズに、放送済みの番組を楽しめる「タイムシフトマシン」機能を備えた「Z730X/RZ630X」シリーズと、4Kダブルチューナーを内蔵した「M530X」シリーズを発表した。発売は6月上旬から順次。
タイムシフトマシン機能は、別売の対応USB HDDを接続すると、地上デジタル放送を最大6チャンネル分まるごと録画できる、全部録り機能。見たい番組をあとで見たり、見逃した番組も見られる。
Z730Xには、地上デジタル9つ、BSデジタル3つ、110度CSデジタル3つ、BS/CS 4K 2つ、RZ630Xは、地上デジタル9つ、BS・110度CSデジタル3つ、BS/CS 4K 2つのチューナーを搭載する。
Z730Xは、65、55、49、43V型の4サイズをラインアップ。新開発「全面直下LEDバックライト」と新映像処理エンジン「レグザエンジンProfessional」を備え、引き締まった黒を再現するほか、5層の「ニューラルネットワーク」で映像の精細さを深層学習した結果をもとに、通常のシーンとエッジのぎらつきが目立つシーンを自動判別し適切な超解像処理を施す。
重低音を再現する「レグザ重低音バズーカオーディオシステムPRO」は、新開発13mmシルクドームツィーターとフルレンジスピーカーを配置した「大型バスレフ2ウェイスピーカー」とダブルウーファーと4個のパッシブラジエーターを採用した新開発「重低音バズーカウーファー」から構成。総合出力80Wのマルチアンプ駆動でリアルなサウンドと重低音を再生する。
RZ630Xは、50、43V型の2モデルを用意。2TBのタイムシフトマシン用USB HDDを付属する。映像処理エンジン「レグザエンジンEvolution-S」を搭載し、4K、地デジ画質ともに高画質化を実現。「HDRリアライザー」「美肌リアライザー」も備える。音響面には、バスレフ型フルレンジスピーカーを採用した「レグザパワーオーディオシステム」を採用。自然な音像定位と臨場感を再現する。
両シリーズともに、クラウドに蓄積した膨大な視聴データを解析・学習して、ユーザーの好みに合った番組をおすすめする「AIレコメンドシステム」を備え、見たい番組を簡単に探せる。
M530Xは、65、55、50、43V型の4サイズ展開。RZ630X同様のレグザエンジンEvolution-Sを搭載する。地上デジタルを3つ、110度CSデジタルを3つ、BS 4K/110度CS 4Kを2つ搭載し、4Kダブルチューナーにより、ウラ録にも対応する。
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