「レグザ Z720X」は、「液晶テレビ最高峰」にふさわしい高画質とスマートテレビ機能を詰め込んだ液晶テレビだ。東芝映像ソリューションが8月22日、液晶テレビのハイエンドモデルとして発表した。
55V型の「55Z720X」(想定税別価格:24万円前後)と49V型の「49Z720X」(同:20万円前後)の2サイズを用意し、映像エンジンには、有機ELレグザ「X920シリーズ」と同じ「レグザエンジンEvolution PRO」を液晶テレビ用にチューニングしたものを採用。新開発の全面直下LEDバックライトとLEDの点滅を制御する新開発の「リアルブラックエリアコントロール」により、高コントラストを実現する。
BS/CS 4Kチューナを内蔵し、12月にスタートする新4K衛星放送もサポート。レグザ独自の「タイムシフトマシン」は、最大6チャンネル分のテレビ番組を録画でき、インターネット感覚で放送コンテンツを見られる。
「ハイエンドテレビといえば有機ELというイメージが強いが液晶テレビでハイエンドモデルがほしいというニーズは確実にある。Z720Xシリーズはそのニーズに応えるために発売する液晶テレビ。全面直下型LED、タイムシフトマシン、4Kチューナ内蔵と“全部入り”を目指した」と、東芝映像ソリューション営業本部参事の本村裕史氏は、Z720Xのコンセプトを話す。
地デジのノイズを抑え、高精細さを再現する「地デジビューティーX PRO」や、肌色の色飽和を高精度に検出し階調を再現する「美肌リアライザー」など、「地デジがきれい」というレグザのコンセプトを受け継いだ高画質技術を投入。4K画質をクリアに再現する「BS/CS 4KビューティX PRO」も備える。
音質面では「重低音バズーカウーファー」と「新2ウェイフロントスピーカー」を搭載し、重低音と透明感のあるクリアな音質を再現する。
レグザは、Z720Xシリーズの登場により、有機ELテレビの「X920」、4K液晶テレビの「BM620X」「M520X」とあわせ、4シリーズを用意。4Kチューナ内蔵モデルを充実させ、「有機ELでも液晶でも、レグザの中からベストな1台を選べる」(本村氏)ラインアップをそろえたという。
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