Facebookは、取締役会にさらなるダイバーシティを取り入れようとしている。
Facebookは米国時間4月12日、PayPalのコアマーケット担当シニアバイスプレジデントのPeggy Alford氏を取締役に指名したと述べた。5月の年次株式総会で承認されれば、Alford氏はFacebook初のアフリカ系アメリカ人女性取締役となる。
Netflixの最高経営責任者(CEO)で2011年からFacebookの取締役を務めてきたReed Hastings氏は再指名されていない。ノースカロライナ大学名誉学長のErskine Bowles氏も指名されていたが、Facebookの取締役を退任するとみられる。
他のハイテク企業と同様に、Facebookも取締役会と従業員の多くが白人またはアジア系の男性となっており、さらなる多様化を進めるよう求められていた。
CEOのMark Zuckerberg氏は声明で、「Peggy(Alford氏)は、事業管理や経理業務から製品開発にいたるまでの多様な分野のエキスパートである素晴らしい人物だ」と述べた。「彼女は、当社が直面するチャンスと課題の両面で当社の取り組みを支援する、素晴らしいアイデアをもたらしてくれるだろう」(Zuckerberg氏)
米CNETは、Hastings氏とBowles氏が取締役の再選候補として指名されなかった理由について、Facebookにコメントを求めたが回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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