Amazonが、自動配送ロボット分野の新興企業CANVAS Technologyを買収した。
買収条件などは明らかにされていない。Amazonは米国時間4月10日、買収について認めた。
CANVASは2015年に創業され、コロラド州ボールダーに拠点を置く新興企業だ。自律運転テクノロジなどを手がける。しかし、Teslaの運転支援システムや、Googleの自動運転車などのコンシューマー向けではない。
CANVASは、屋内や屋外での運搬、そして製造分野に適したロボティクスなどの業務上のユースケースに向けたテクノロジを開発している。これまで、倉庫内で用いられる自律走行型の運搬カートなどを手がけていた。
この買収については、TechCrunchが最初に報じていた。Amazonの広報担当者は、人とロボットが安全なかたちで手を取り合って作業していくという未来に向け、CANVASとAmazonが「同じビジョン」を共有していると述べた。
Amazonは大規模な自社倉庫を保有するとともに、フルフィルメント業務とロジスティクス業務をより効率化できるロボティクスの形態を追求しており、今回の買収は状況にかなったものと言える。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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