ウェブブラウザ「Opera」の最新版が米国時間4月9日、「Mac」「Windows」「Linux」向けにリリースされた。この「Opera 60」(開発コード名「Reborn 3」)には、仮想通貨ウォレット、「Web 3」対応のエクスプローラ、無料VPN(仮想プライベートネットワーク)が盛り込まれている。
Opera Softwareはプレスリリースの中で、Reborn 3ではプライバシー機能とセキュリティ機能が向上しており、組み込み式の広告ブロッカーなどを実装していると述べた。これまでのバージョンのOperaと同様、最新バージョンも無制限のVPNを提供しており、情報を暗号化してユーザーの地理的位置を秘匿する。
Operaはまた、大手ブラウザとして初めて、ブロックチェーンベースの「未来のインターネット」であるWeb 3のためのエクスプローラを盛り込んだと述べた。Web 3は、ブロックチェーンや仮想通貨など一連のテクノロジを表す総称で、分散型のインターネットを実現する助けになると支持者らは述べている。
Operaはまた、同デスクトップブラウザに「Crypto Wallet」(仮想通貨ウォレット)機能を取り入れた。Operaは「Android」版OperaのCrypto Walletと同期されると述べており、これはつまり、ウォレットキーを常に持ち歩けるということだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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