中国EHang Air Mobility GroupとオーストリアFACCは、ウィーンで自律飛行マルチコプター「EHang 216」のデモ飛行を報道関係者向けに公開した。
EHang 216は、8対の二重反転ローターを備え、操縦士なしで自律飛行可能する有人マルチコプター。EHangは、技術的には量産可能な状態であり、2020年にはオーストリアで量産を始めたいとしている。現在、空中タクシーとしての利用に必要な認可を得る手続き中という。
Electric VTOL Newsによると、EHang 216は2人乗りで、すでに1000回以上の有人飛行を成功させているそうだ。
EHangは、オーストリアのウィーンで開催される技術展示会4GAMECHANGERS Festivalにおいて、EHang 216の詳細を発表している。
試験飛行の紹介ビデオ(出典:EHang/YouTube)
なお、現在アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで進められている空中タクシーサービスはドイツVolocopter製ドローン「Volocopter 2X」を採用しているが、当初EHangの「EHang 184」を使う計画だった。
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