A.L.I.Technologiesは4月5日、クラウドレンダリングサービスのテスト版ユーザーを募集開始したと発表した。
クラウドレンダリングサービスは、A.L.I.が独自開発したアルゴリズム「A.L.I. PlantHarv」を用い、同社がAMDと共同開発したレンダリングパワープールにて、3Dレンダリング処理をクラウド上で実行できるようにするもの。レンダリングソフトは、AMDの「RADEON Prorender」を採用。ユーザー側が使用する3Dモデリングソフトについては、「3DsMax」や「BLender」など、さまざまな製品に対応する。
3Dレンダリングを実行するには、ワークステーションへの投資やメンテナンスコストなど、初期投資・維持に要する費用が負担となっていた。クラウドレンダリングサービスを活用することで、GPUへの初期投資が不要となり、従量課金制の環境で、レンダリング処理を高速かつ安価に実行できるようになる。
テスト版の料金形態については、利用データ量や形態に応じて個別に協議する。A.L.I.は今後、テストローンチでのフィードバックや反響をふまえ、2019年秋にプロダクト版をリリースするとしている。
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