オトバンク、企業向けオーディオブックサービスを開始--社会人の読書習慣定着を狙う

 オーディオブックサービス「audiobook.jp」を運営しているオトバンクは4月4日、企業向けのオーディオブック月額サブスクサービス「audiobook CAMP」の提供を開始した。料金は利用者1名あたり月額2100円(税込)で、10名以上から受付。3カ月コース(6冊)、6カ月コース(12冊)、12カ月コース(24冊)のプランが用意されている。

 このサービスは、セレクターが厳選した新社会人や若手ビジネスパーソン向けのオーディオブックを、毎月2冊聴くことができる企業向けサービス。日本のビジネスパーソンの多くかが「読書離反層」と考えられるなか、オーディオブックという“聴く読書”を通じて、社会人が読書習慣を身につけるのに重要なタイミングである若手社会人・新人研修時や、社員向けの福利厚生としての活用を想定しているという。

 選書セレクターとそのジャンルは、教養がエンジェル投資家の瀧本哲史氏、ITがアル代表取締役のけんすう氏、広告・PRがThe Breakthrough Company GO 代表の三浦崇宏氏、働き方が作家で経営者でもある北野唯我氏、金融がシニフィアン共同代表の朝倉祐介氏、キャリアがハピキラFACTORY代表取締役の正能茉優氏。どのセレクターの選書を聴くのかは個人で選択可能(※途中での変更は不可)。特設サイト上で、各セレクターの選書に関するコラムを読んだ上で選ぶことできる。

「audiobook CAMP」6人のセレクター
「audiobook CAMP」6人のセレクター

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