Valveは、「Half-Life」や「Portal」などの人気シューティングゲーム、バトルストラテジーゲームの「Dota 2」の開発元として知られており、人気のオンラインゲームストア「Steam」も運営している。新しい仮想現実(VR)技術の先駆者でもある。
Valveは現在、ヘッドセットの開発にも取り組んでいるようだ。
ワシントン州ベルビューに本社を置くValveは、自社製VRヘッドセット「Valve Index」の先行予約受付を米国時間5月1日より開始することをひっそりと明かした。Valveによると、Valve Indexは、VRのゲームやアプリの操作性を高める同社の新しい「ナックル」コントローラとともに販売されるという。
Valve Indexは6月15日に出荷予定だが、この日程は変わる可能性がある。価格はまだ発表されていない。
Valveの広報担当者は、「数週間以内にさらに詳しい情報を発表する予定だ」と述べた。同社は先行予約受付を開始する頃に、より大きな発表を予定しているとみられる。
Valveが新しいヘッドセットを発表するというニュースに驚いた人もいるかもしれない。これまで、同社はパートナーのHTCによる499ドル(約5万5600円)の「Vive」ヘッドセット開発の支援に注力しているとみられていたからだ。Valveは、HTCのヘッドセットを強化するトラッキング技術「Lighthouse」などを開発したことでも知られている。Valveは、数年前に初めて披露されたナックルコントローラなどのプロトタイプも作成した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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